僕はあいみょんを聴かない
みなさまは
「あいみょん」をご存知だろうか?
兵庫県西宮市出身、23歳のシンガーソングライター。
平成女子の代弁者と言うべき若者からの
カリスマ的人気を誇り、今年は
紅白初出場と絶好調。
高山ワークスではBGMにランダムでJ-POPが流れるのですが、日に日に高まるあいみょん率。
確実に日本社会に訪れている、あいみょんの波。
しかし、その波に完全に乗り遅れた僕は、あいみょんと距離を置いていた。
なんならデビュー直後の
椎名林檎を聴き漁って対抗していた。
だってまずアーティスト名が
「あいみょん」ってなんだ。
そんな語尾の発音は
「ミニモニ。じゃんけんぴょん」以来だぞ。
また
量産型YUIが出てきて、とりあえず
「好きで震える」みたいなこと歌っているんだろうとか思ってました。
本当にすいません。
土下座しながらこのブログを書いてます。
「あいみょん」はすごい。
とりあえずまずは一曲、聴いてください。
2nd シングルの「愛を伝えたいだとか」
「とりあえず生」くらいの感覚で勧めたけれど、これはウイスキーのロックかなって衝撃。
僕は初めて聴いた日に40回くらいリピートして
耳が壊れました。
「はいはい、こういうグルービーでお洒落な感じね」と思う人もきっといますよね。
今生のお願いだから、もう一曲聴いてほしい。5thシングルの「マリーゴールド」を。
もう分かった、これは完全な
実力派。
シンプルに勝負できる楽曲と歌声に加えて、「麦わら帽子の君」を「揺れたマリーゴールド」に例える
表現力。
こんな爽やかな夏ソングながら、マリーゴールドの花言葉は「絶望」w
その秘めたる闇や飾らない姿勢が、若者からの支持を集めるんだろうな・・。
若者に大人気の
「米津玄師」とも共通する魅力ですよね。
そうして先日リリースされた最新シングルは「今夜このまま」。
ドラマ「獣になれない私たち」の大型タイアップです。
癒えない想いが 加速するばかりなんだ 止められない
放たれてく 夜になる 私はこのまま
このまま、どうなっちゃうんだよー!あああーー!!
ラストサビの転調も気持ち良いけれど、思わず叫ぶくらい情景が思い浮かんで・・。
絶対、ワンナイトラブに興じるOLの脳内では
この曲が流れる2018年、冬。
で、次の日の朝「ふたりの世界」か「貴方解剖純恋歌 ~ 死ね ~ 」のどちらかまでセット。間違いない。
ということで最近は、
仕事するかあいみょん聴くかどちらかの日々を送っております。
そもそもせっかくApple Musicに有料登録して5000万曲聴き放題なのに、あいみょんしか聴いてない。
多分Apple Music側も引いてる。
今年は「笑ってはいけない」じゃなくて、久しぶりに紅白観なきゃな・・。
カラオケで女の子がマリーゴールドを熱唱したら惚れる自信がある、純平でした!